エイズは不治の病からコントロール可能な病気になった!

2020年05月08日

HIVウイルスに感染したまま治療を行わずにいるとエイズに進行してしまいますが、昔はエイズになってしまうと死に至ることも多く、不治の病として恐れられていました。しかしながら、医学が発達したことによって現在は不治の病ではないのです。適切な治療薬を用いて治療を行えば、コントロール可能な病気であると言うことができます。HIVウイルスに感染した恐れがあると、もう治らないと思って投げやりになる人もいるかもしれませんが、現在では早期発見からの早期治療でエイズまで進行させずに済んだり、エイズになったとしても症状を抑えたりすることができるということを知っておきましょう。

HIVウイルス感染が起こると、風邪と似たような症状が起こるようになりますが、感染に気づかずに放置してしまうと次第に免疫力低下が起こり、エイズを発症してしまうことになります。エイズとなると、もっと免疫力低下がひどくなってしまい、あらゆる病気に感染しやすくなってしまうのです。過去では色々な病気に感染してしまうことが原因で、エイズまで症状が進行した人は、治療をすることができずに死んでしまうこともありました。けれども、現在はたくさんの優れた治療薬が開発されており、それらを用いることで病気がコントロール可能になってきているのです。

比較的新しく開発されたものとして、オデフシィ配合錠と呼ばれる治療薬を挙げることができます。このオデフシィ配合錠は逆転写酵素阻害剤を配合した薬剤であり、逆転写酵素を阻害することで二本鎖DNAの合成を阻害して、その後の反応すべてをストップさせるという効果があるのです。ウイルスの二本鎖合成が阻害されてしまえば、HIVウイルスは増殖することができなくなり、症状を落ち着かせることができるのです。HIVウイルスを完全に駆逐することはできませんが、このような方法によって増殖を抑えることはできます。

エイズが不治の病だとして恐れられていた昔は、HIVウイルス感染が起こると死に至ってしまうかもしれないと怯える人が多かったですが、現在は早期発見からの適切な治療によって、死に至ることはほとんどありません。ずっと治療せずに放置してしまうと症状が悪化して死に至る可能性もありますが、早い段階で感染に気づくことができれば、オデフシィ配合錠のような治療薬を用いて症状を抑制することができるのです。

HIVウイルスを保有している人とセックスしてしまった、エイズ患者と性行為を行ったという場合は、早めに検査や医療機関の受診を行うことをおすすめします。疑わしいと思った段階で専門の機関に相談することができれば、これからどうするべきかの指示を仰ぐことができます。現代医学ではHIVなどを根本から治療して完治することは不可能ですが、ウイルスの増殖を抑えたり、症状を抑えたりすることは可能です。症状を悪化させないようにするためにも、感染したかもしれないという疑いがあるのであれば、陽性であるかどうかチェックするようにしてください。